
目次
- 朝のベッド/今日一日デートしない?
- ホテルを出て、北原さんの家へ
- 赤のセダンで静岡へ出発
- 車内の隠しビール
- EXPASA足柄/富士山
- あしがら湯の足湯とソフトクリーム
- 助手席でうたた寝
- 沼津港到着/寝起きの甘え
- 丸天で海鮮丼
- 静岡抹茶ソフト
- 海老名SAで子どもたちのお土産
- シティホテルへ
- 部屋でビール、ふたりでシャワー
- ベッドでの続き
- 腕枕で眠り
- 翌朝、職場近くで別れ
- メッセージ「また会ってくれますか?」
朝の9時半頃。
朝のまぐわいを終え、朝食を終わらせたら二度寝をしちゃったふたり♡
ふたりはまだベッドの中にいた。
ぼくの腕枕で、萌さんは小さく寝息を立てている。昨夜と今朝の熱が、身体の奥に残ったままだった。
萌さんはぼくの胸に顔を埋めたまま、眠そうに目をこする。
萌「……ん……みーくん……おはよ……♡」
首に腕を回してぎゅっと抱きつき、太ももを絡めてくる。声は、とろけるように甘い。
鼻をすりすりしながら、甘えた声で続ける。
萌「みーたん……私、今日休みなの……。
この後って……時間、空いてる……?」
頰を胸に押しつけて、上目遣いで見上げてくる。髪は少し乱れて、唇は昨夜のキスの名残で腫れぼったい。
北原さんは萌さんの髪を撫でて、微笑んだ。
おれ「うん、今日空いてるよ。
よかったら……今日一日デートしない?」
萌さんはぱちっと目を見開いて、すぐに顔を赤くする。
萌「……えっ……本当に……?
いいよ、やったー♡」
この後いきなり顔をつかまれてキスされちゃいました♡
嬉しさがこらえきれないみたいに、胸に顔を埋めて「えへへ……」と小さく笑った。足を絡めて、離そうとしない。
萌「本当は……朝起きた瞬間から、今日も一緒にいたいって思ってたの……。
でも、急に言ったら迷惑かなって……やったーーー!……めっちゃ嬉しい……」
おれの唇に軽くキスをして、照れくさそうに目を逸らす萌♡
萌「ねえ、今日はどこ行く?
私は……みーくんと一緒にいられるなら、どこでもいいよ。
手えつないで歩きたいな~……カフェで隣に座って甘えたい……あと、たまには普通のカップルみたいに、映画とかも見てみたい……♡
それとも私にする笑♡」
胸に指で円を描きながら、いたずらっぽく笑う。
萌「……でも、一番は……夜、またみーくんにいっぱい甘やかしてほしいな……♡
昨日の夜と、今朝の狼ミー君♡」
おれは笑いながら、萌さんの額にキスを落とした。
おれ「わかった。今日は一日、萌のわがまま全部聞いてあげるよ。
朝から晩まで、サイコーーに楽しんじゃおう……笑」
萌さんは幸せそうに目を細めて、首筋に顔を埋める。
萌「……うん。
みーくんの彼女になれた気分♡めっちゃ楽しみ……♡」
ふたりは抱き合ったまま、今日の予定を甘く囁き合っていた。
ホテルを出て、おれの家へ
ベッドの甘い時間を切り上げて、俺たちは服を拾い始めた。
シャツの袖を通しながら、俺は言った。
おれ「今日は歩かないで、車で遠出しよう!!」
萌はヒールを片手に持ったまま、少し困った顔をした。
萌「歩くの、正直きついと思ってたの~。
……車、あるの?」
おれ「家に置いてある。いったん取りに行ってくるね」
チェックアウトのあとは、タクシーだ。
中野から十分もかからない距離なのに、萌は窓の外より俺の肩に意識を寄せていた。指先が、無意識に袖を摘まんでいる。
マンションの前で降りると、俺は少し照れたみたいに笑った。
おれ「今から鍵と車だけ取ってくるね」
萌が俺の部屋で、俺の枕をクンクンしている笑
萌「ミー君のにおいがする~~♡」
おれ「臭かったらたまらんな~~」
萌「うん、ミー君の枕持って帰る~~笑」
おれ「なんでやねん笑」
そのまま駐車場まで、腕を組んで歩く。
助手席のドアを開けてやると、萌は嬉しそうに小さく息を吐いた。
シートに沈むと、車内は広い。ベルトを締める音だけが近い。
俺は運転席に座って、発進前に萌の手を取った。
エンジンが低いうなりを上げる。
赤のセダン、助手席は姫
助手席に座る萌が、シートベルトを締めて微笑む。
萌「わあ、広くて乗りやすい……。みーくんの隣に乗れて幸せ~~♡」
運転席に座って、その手を握る。
おれ「今日は俺が運転するから!」
萌「おねがいしま~~す」
エンジンがかかると、萌はすぐに右手を両手で包んで、膝の上に置いた。
おれ「ところで萌、今日海鮮?それともお寿司?あ!やっぱり海鮮丼笑」
萌「みんなお魚やん笑じゃあ~~お任せで!」
おれ「OK~じゃあ行っちゃお~~」
窓の外を見ながら、少し考える。
おれ「じゃあ、このまま東名使って、静岡方面に抜けよう。沼津の港近くとか、清水の魚市場周辺、いい店知ってるよ」
萌「本当!? やったー。静岡の海鮮、ほとんど行ったことないんだ。みーくんと海鮮デート♡」
東名に入ると、車内に穏やかな音楽が流れる。
萌が俺の左手を握ったまま、指を一本ずつ撫でる。
萌「昨日からずっと夢みたい。まさか昨日出会ったみーくんの車に乗って、今日一日デートするなんて……。胸がずっときゅんきゅんしてるよ」
信号待ちで、握られた手を見つめながら言う。
おれ「僕もだよ。萌とこうやってドライブしてるだけで幸せ!」
頰を赤らめて、横顔を見てくる。
萌「今日は一日中、みーくんの彼女でいさせてね」
赤いセダンは、東名を静岡へ走っていく。
助手席の姫は、俺の手を離さなかった。
コンビニの秘密(ビールと枝豆)
助手席で、萌が膝の上の紙袋を隠そうとして、隠しきれていない。
萌「……ふふっ、みーくん」
おれ「ん? どうした」
悪戯っぽく袋の口を開ける。
萌「実はね。みーくんが家にキー取りに行ってるあいだに、近くのコンビニでこっそり買っちゃった」
中から出てきたのは、缶ビールが四本と、枝豆、おつまみセット、チョコレート。
おれ「えっ。いつ買ったのそれ」
萌「なんと、なんと、でしょ笑」
プシュッと缶を開けて、一口飲んでから見せてくる。
萌「今日は休みだし、みーくんと一緒ならいいよね。あー、おいしい。生き返る。炭酸が効いてて最高~ミー君も飲む~~ほれほれ笑」
おれ「俺は運転中だから無理だよ。萌が楽しそうなのは何よりだけど、飲み過ぎ注意な」
もう一口飲んで、俺の太ももに手を置く。
萌「うん、ちょっとだけ。今日はみーくんの彼女として、はしゃいじゃってるんだもん」
おれ「海鮮丼の前に、もうお店始まってるな」
萌「コンビニの裏メニュー」
おれ「裏メニューがビールと枝豆か」
萌「港に着く前の、秘密の仕込み。大将には黙って買ったの」
おれ「いま暴露してるけどな」
萌「えへへ」
枝豆の袋を開けて、一粒つまむ。殻をむいて、俺の口元に持ってくる。
萌「あーん。運転の人は手が塞がってるでしょ」
おれ「ありがとう~~」
萌「はい、サービス。看板娘特製」
高速を走りながら、車内にビールの香りと枝豆の塩気が混ざる。
萌は時々缶を傾けて、俺の手を握ったり、太ももを撫でたりする。足までダッシュボードに乗せて、超リラックスしていた。
萌「高速走ってるのに、なんかデートっぽくてワクワクする」
おれ「袋、最初から抱えてたもんな。バレバレだったぞ」
もえ「ばれてた?笑」
おれ「姫の秘密は、だいたい顔に出てる」
頰を赤くして、缶を隠すように胸の前で抱える。
赤いセダンは東名を西へ走る。
助手席では、秘密のビールが少し減って、枝豆の殻だけが膝の袋に増えていった。
EXPASA足柄——真正面の富士山
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おれ:そろそろ足柄SAだよ。富士山が見える絶景スポットらしい。
萌さん:(窓の外を見て目を輝かせる)
わあっ! もう着くの!?
……みーくん、寄ろう寄ろう!
富士山見たい〜!
そのまま足柄名物の金ちゃんソフトと富士色のソフトクリームを購入し、
展望スペースまで歩いて萌と一緒に富士山をバックに記念撮影!!萌は俺の腕に寄りかかったまま、空を見る。
萌「すごい、綺麗。こんなに近くで見えるなんて!って言うかデッカーーーい!」
ほろ酔いの頰が赤いのに夢中で写真を撮っている萌。そのまま腕に顔を寄せて、山のほうを見たまま笑う。
おれ「そういえば足湯、入ってみない?長旅だったし休憩も兼ねて」
萌 「ビール飲んじゃったし、足温める~~~」
足柄浪漫館の足湯エリアへ。靴を脱いで並ぶ。お湯がくるぶしまで来て、正面にまた富士がある。
萌「はぁ。富士山見ながら足湯って、贅沢すぎる」
おれ「ここでソフト食べようか。金太郎相撲ソフトと富士山ソフト、どっちがいい?」
萌「一緒に食べよ♡♡」
青い二層の富士山ソフトと、粗塩に金太郎クッキーの相撲ソフト。萌は足湯に浸かったまま、両方受け取って目を細める。
萌「わあ、可愛い。これが金太郎? 塩、面白い」
富士山ソフトを一口。スプーンを俺の口元へ。
萌「あーん。ラムネがシュワってして、爽やか」
おれ「おいしいね~~」めっちゃ幸せそうな萌w
次は金太郎。
萌「ん~~♡これクセになっちゃうかも~~。このクッキーが一番好きかも笑」
足をゆらゆらさせて、富士を見る。ソフトが少し溶ける。
おれ「じゃあもうひと踏ん張り、静岡まで行っちゃおう!」
もえ「うん♡」
お酒で千鳥足の萌を車まで連れて行って出発!
沼津・清水へ、港の海鮮
萌さん:(足湯から上がって満足そうに) ……はぁ〜、気持ちよかった〜。 富士山もソフトも最高だったね、みーくん。
(おれらは車に戻り、再び東名高速を沼津方面へ出発した。)
おれ: よし、このまま沼津港一直線だね!
萌さん:(シートを少し倒して、ぼくの左腕に自分の両手を絡めながら) ……うん。でも、足湯で温まったら……なんか眠くなってきちゃった……。
(車が高速を走り出して10分ほど経った頃、萌さんは北原さんの左腕をぎゅっと掴んだまま、 助手席で小さく体を丸めて目を閉じた。)
萌さん:(寝ぼけた甘い声で) ……みーくんの匂いがする…… ちょっとだけ寝ていい……?
北原さん: うん、了解!着いたら起こすね👍
(それからすぐに、萌さんはすうすうと可愛い寝息を立て始めた。 左腕をしっかり掴んだまま、ぼくの肩に頭を預けるような体勢で気持ちよさそうに眠っている。)
お昼12時15分頃——沼津港ICを降り、港近くの道路に入ったところで。
おれ: も~~え…萌…沼津港に着いたよ~~!
萌さん:(「ん……?」と小さく鼻を鳴らして、ゆっくり目をこする) ……えっ……もう着いたの……?
萌さん:(頰を赤らめながら、上目遣いで) ……私、車に乗ってすぐ寝ちゃってた……。 ごめんね、みーくん。(あくびしてるところがまたかわええんだ笑)
萌さん:(小さく笑って) ……やったー着いたね。 海鮮丼食べに行く前に、もうちょっとだけ……
(沼津港に到着し、港近くの駐車場に車を停めた二人は、手を繋いで賑やかな港エリアを物色)
萌さん:(目を輝かせて) わあ、すごい! お店いっぱいあるね! ねえねえ、どこにしようか?
おれ: この辺で人気の「丸天」って店がいいよ。海鮮丼が絶品だって。
(おれらは「丸天」に入り、窓際の席に座った。)
萌さん:(メニューを見てワクワクしながら) 海鮮丼と……天かす丼も食べたい! あと、いくら丼も追加しちゃおうかな……?



おれ:(笑いながら) 全部頼むの? 大丈夫?
萌さん:(上目遣いで) うん!お腹空いたからいっぱい食べるもん♡
(ほどなくして運ばれてきたのは、 新鮮な海鮮が山盛りになった海鮮丼、 サクサク天かすがたっぷりの天かす丼、 そして食後にわらび餅といくら丼。)
萌さん:(幸せそうに頰張りながら) ……んっ! おいしい……!
(二人は夢中になって食べ進め、気づけば丼が空になっていた。)
萌さん:(お腹を軽くさすりながら、満足そうに背もたれに寄りかかる) ……うっぷー……食べすぎたね……♡
この時萌が苦しそうだったので、海鮮丼、天かす丼&いくら丼も……ご飯をもらいました。ご飯が6割ぐらい増量笑
おれ:もえさんかわいいな~。おれもがんばっちゃうぞw?
萌「がんばれ~~お茶持ってくるから」
何とか平らげたけど、お互いにめっちゃ苦しかった笑
そのまま会計を終えると、
萌さん:(照れながらも)せっかくだから、静岡名物の抹茶ソフトクリームも食べたい……!
おれ:ちょうどよくお店あるから買ってこうか!ちょっと待ってて!
萌:わかった~座れる場所探しとくね~~!
おれ:気が利く素敵女子さんやね~~ほれてまうやろ笑
萌:えへへ~~(∀`*ゞ)エヘヘ
おれ:おまたせ~~買ってきたよ~~
萌:ありがとう~~……ん〜、苦味と甘さが絶妙……! 今日、人生で一番幸せかも~~……。
(ソフトクリームを食べ終えた頃、午後3時を回っていた。)
おれ: そろそろ東京に戻ろうか。
萌さん:(北原さんの腕に絡みつきながら) うん……。 今日は本当に最高の一日だった……。 海鮮も、抹茶ソフトも、みーくんとの時間も全部……。
萌さん:……はぁ〜、本当に食べすぎちゃった……。 でも、最高だったね、みーくん。それにミー君のお腹も可愛くなったし笑
おれ「おー触ってみ、赤ちゃんおるで」
萌「笑笑」
萌さん: ……あのね、みーくん。 子供たちにお土産、買っていきたいんだけど……いいかな?
北原さん: もちろんいいよ。どこで買う?
萌さん:(少し照れながら) 海老名SAが近いよね? あそこ、子供が喜びそうなお菓子とかおもちゃがいっぱいあるって聞いたことあるから……寄ってもいい?
海老名SAで休憩しながらお土産を!
おれ: 了解。じゃあ海老名SAでゆっくり休憩しながらお土産探そうか。
約五十分後、EXPASA海老名の下りに着く。
駐車場で手を引かれて歩く萌の顔が、子供の売場を見た瞬間に変わる。
萌「わあ、いっぱいある~~どれにしよう!?」
お土産コーナーを真剣に回る。静岡限定のうなぎパイ。海老名のカレーパン。金太郎のお菓子。小さなぬいぐるみと駄菓子の詰め合わせ。袋を両手に抱えて、俺のほうを見る。
萌「これで喜んでくれるかな?ママが今日、優しい人と海鮮食べに行ってきたよ、ってちょっと自慢しちゃおうかな♡」
頭を撫でる。
おれ「きっと大喜びするよ。いいお母さんだな、萌は」
照れて、胸に顔を埋める。
萌「えへへ。みーくんのおかげで、こんなに楽しい一日が過ごせた。子供たちにも、少しだけその幸せ分けたいなって」
袋を車に積んで、休憩スペースに並ぶ。肩に頭を預けて、長いため息。
萌「今日は朝から今まで、夢みたいだった。帰ったら子供たちに会って、夜はまた……みーくんにいっぱい甘えたいな♡」
おれ「うん!今日は一日中、萌の好きにしていいって約束だもんね」
上目遣い。
萌「約束、忘れてないよね。到着したら……続き、よろしくね」
海老名を出ると、車は東京へ戻る。膝の上にお土産、左手は俺の手。窓の外が夕暮れになっていく。
夕方六時半。予約していたシティホテルの地下に停める。
俺「今日はもう車は動かさない。ゆっくり休もう」
萌「うん……! やっと二人きりになれるね」
部屋に入ると、袋だけを棚に置く。萌は靴を脱いで、ベッドの縁に座る。一日分の熱が、やっと二人の距離に戻ってくる。
添い寝する。向きあって密着する。右腕は腰。右太ももを、萌の太もものあいだへ。股間に当てたまま、小さく揺らす。
萌「ん……ねぇ、どうして揺れるの」
おれ「寒いんだよ笑」
萌「ぜったい違う。寒くないでしょ、あっ!」
腰を引こうとする。腕は外さない。急かさず、逃がさず、熱だけ返す。クリに振動が届き続ける。
おれ「萌は朝から、わがまま全部出してくれただろ。人のことも、もっと見てみてもいいんじゃないかな」
返事を待たずにキスする。ほどなく、萌が抱きついてきて、舌を絡めてきた。それが返事だった。
スカートをずらすと、腰を浮かせて手伝ってくれる。指を入れると、もう熱くて濡れている。パンツまで透けるくらい。
おれ「萌って、スケベだな(゚∀゚)アヒャ」
萌「イヤ。言わないで~~♡」
濡れた指でクリをゆっくり撫でる。腰が跳ねる。
萌「あっ、やっ、んっ、んっ……イっ、んっ、ダメ——」
腰を上げて、脱力する。肩で息をしているところへ、覆いかぶさる。下だけ脱がせたまま、まだ入れない。後ろから密着して、胸をブラの上から揉む。先だけは触らない。
萌「ん……お願い、そこも」
言われてから、先端を軽くつまむ。すぐ硬くなる。右手は胸、左手は濡れた場所。声が漏れて、熱が増える。
焦らし続けた後でそのまま挿入~~。
萌「やぁっ、ああん、んっ」
奥が熱を逃がさず絡みつく。急がず、胸も同時に見る。入れたまま一度止めて、脚をM字に開かせる。すぐ動かない。息だけ当てる。
おれ「舐めてほしいの?」
ヒクヒクして、熱が溢れる。舌でクリ、指で中、もう一方の手で乳首。三点。
おれ「ああ、もう……イク……イッちゃう」
体が震える。一度、布を半分戻して四つん這いにする。待たせる。布の上から舌を当てると、直に欲しがって腰が落ちる。また奥まで入れて、ゆっくり沈める。
萌「もっと」
頭を掴んで、押しつけてくる。服を全部脱がせて、正常位。膝がベッドにつくくらいまで開かせて押さえる。すぐ激しくしない。開いた場所を見せたまま、また息だけ。溢れてから、奥まで入れて腰を速くする。
萌「あぁ、それダメ。それダメ。やぁ……ダメダメ、ダメぇ」
中でも達する。達したあとも止めない。恋人つなぎのまま向きを変えて、また連れていく。
萌「おねがいもっと、もっとあぎゃぎゃ~いや、だめ、だめ~」
シーツが熱を吸うまで続ける。目の焦点が薄くなって、腕の力が抜ける。熱が引くまで抱く。
おれ「また新しいの、知っちゃったね」
萌「もう、バカ」
眉間にシワを寄せて笑うので、キスして、二回戦は後ろから。おかしくなるまで沈める。
髪が乱れて、声が裏返る。最後は、萌のほうから口を開いて求める。受け止めて、額にキスする。
腕枕を作ると、萌は胸に頰を預けた。
おれ「もう大丈夫? 疲れてない?」
萌「うん。すごく、気持ちよかった。体の中がまだ熱いよ。みーくんでいっぱい♡」
ねっとりと長いキスを何度もする。絡めた足をほどかない。まぶたが重くなる。
萌「なんか、急に深い眠気が。みーくんの腕枕、気持ちよすぎて……また眠くなっちゃった」
髪を撫でる。
萌「今日は一日付き合ってくれてありがとう~。ゆっくりやすみなね」
おれ「うん。みーくんの匂いがする~良い夢が見れそう♡」
丸くなって、穏やかな寝息になる。腕は動かさない。棚の上では、うなぎパイと金太郎のお菓子が、静かに朝を待っていた。
——次の日の朝、七時半。柔らかい光がカーテンの隙間から入る。
萌「ん……もう朝?」
胸に顔をすり寄せてくる。まだ眠そうだ。
萌「ミー君ありがとう~~腕痛くなかった?離れたくないな~~。もうちょっとこのままでいたい」
背中を撫でる。
おれ「かわいいな。でも、そろそろ準備しないと職場に遅れるよ。」
名残惜しそうに胸にキスしてから、ゆっくり起きる。
萌「うん。行かないと、子供たちも待ってるし」
身支度を整えてチェックアウトする。膝の上にはお土産の袋をもって、
車内でも、左手をずっと握っている。時々、指にキスして、頰をすり寄せる。
萌「昨日の海鮮丼、まだ胃のあたりに残ってる」
職場の近くの路肩に停める。首に腕を回して、深く、名残惜しいキスをする。目が少し潤んでいる。
萌「今日はさよならだね。本当に、夢みたいな一日と夜だった。ありがとう、みーくん。大好きだよ」
おれ「またすぐに会おうね!困ったらいつでも連絡するだよ~~」
笑顔を作って頷く。降りる直前に、小さく言う。
萌「うん。絶対またね。今度は子供たちが寝たあとで、ゆっくり」
手を振りながら歩き出す。時々振り返って、車が見えなくなるまで見送っていた。
独り言みたいに、小さく微笑む。
萌「……早く次の休みが来ないかな」
午前八時二十分。信号で停まったとき、着信が並ぶ。
萌「みーたん、おはよう。今、職場に着いたよ」
萌「今回の休みは、私にとって人生で一番幸せな一日でした。朝から夜まで、みーくんにずっと甘えさせてくれて……本当にありがとう」
萌「また会ってくれますか。また会いたい時に連絡してもいいですか」
小さなハートと、照れ顔のスタンプ。
信号が青になる前に、打つ。
おれ「もちろん。僕も萌と過ごした時間は、めちゃくちゃ幸せだったよ。いつでも連絡してね!待ってるから」
すぐ既読。ハートがたくさん飛ぶ。
萌「やった。じゃあ、またすぐに連絡するね。みーたん、大好きだよ」
赤のセダンは、空の助手席のまま、朝の道を走り出した。
袋は萌の手元にある。続きは、子供たちが寝たあとだ。



